荒木のサンセット
こどもたちが
わたしを大きな声で呼ぶ
その子供たちの目の先には
かかえきれないくらい
大きく
眩しく
美しい
夕日
海にうつる夕日と
二つの夕日を見た
贅沢な時間
夕日は
一瞬に
沈んで行く
海の風が冷たいと言うより
涼しい
オレンジの瞬く光を
私たちに浴びせていた夕日は
夕日以上に大きな海原に
身を沈めるその直前に
姿を変える
そう、
今までオレンジの光を放っていた夕日は
夕日そのものが
真ん丸の真っ赤な
ルビーのような
宝石に姿を変えた。
なんて美しいのでしょう。
海の中に夕日が沈むと
薄いシルエットでしか
見えていなかったお月様が
一瞬で半月となり
しっかりとした
姿を現す。
あなたを思い出す。
見せてあげたい
あなたにも
あなたにも
あなたにも
さぁ、喜界島へいらっしゃい
美しい夕日の島
一緒に荒木の夕日を見に。。。
決して言葉などいらない
美しい荒木の夕日を。。。
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by twelveseventeen
| 2009-10-28 08:00