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喜界馬

今日は朝から時間ができたので
図書館へ向かう。
開館時間まで少し時間があって
隣りの中央公民館の
いつもガラス越しに見ていた
アレを次女にも見せようと
行くと、、、
玄関が開いている!
喜界馬_f0197325_10442894.jpg

私、いつもタイミングが悪く
なかなか公民館の中に
入ることが出来ずにいた。
『やった!念願の馬が目の前で見れる!』
私は、受付の方に
『拝見してもよろしいのですか』
そう声をかけると
すぐに次女と向かった。
喜界馬_f0197325_10472968.jpg


これがずっと
会いたかった喜界馬。
前髪が可愛らしく
いかにも動き出しそうで
次女は逃げていた、、、

名前は『喜界馬』とあり
昔は喜界島と言えば馬
馬と言えば喜界島というくらい
馬で有名であったと記されていた。

驚いていると
図書館でもお世話になっていた
公民館の館長さんに
お会いして
馬のお話を聞くことが出来た。
明治の頃、
喜界島の馬は有名で
ミネラルたっぷりの海原の草を
食べて、しっかりとした骨を持ち
そして、
あの珊瑚礁の岩を
蹄鉄を打たないでも
走り抜けることのできる
強い頑丈な蹄を持っているのが
自慢だった。
でも、
それはいつのまにか
軍馬に使用されるようになり
育てては島から出て行き
帰ってくることなく
島から、一頭もいなくなってしまった。。。
現在、トカラ列島にいる馬は
喜界島の馬の残りだと
言われているようです。。。

喜界馬_f0197325_10571920.jpg

お話を聞けて
ますます
喜界馬に会えたことに
感謝した。

昔の製糖用具なども飾ってあったのを見て
わたしたちは
公民館を後にした。。。
図書館へ行くと
エントランスが
アメリカデイゴの真っ赤な絨毯で
染まっていた。
喜界馬_f0197325_1104542.jpg

下に落ちている
デイゴの花を手にとり
喜界馬のことを
思い出した。

珊瑚礁の真っ白な岩肌を
怖れることなく
走っていたんだろうな、、、
荒れ狂う波も
かんかん照りの熱い浜も
喜界馬は
颯爽と走っていたのだろう。

また、会いに来よう。

ガラス越しに見える
喜界馬に約束をして
わたしたちは
約束の赤い花を髪につけ
図書館に足を入れた。。。


ここは喜界島。
珊瑚礁が隆起した島。。。





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by twelveseventeen | 2011-05-13 11:09 | 喜界島