柔らかなスギラビーチへ。
こどもたちを保育園に
お迎えに行くと
わたしたちは
車の中で
走り出すような気分で急いだ。
そう、スギラビーチへ
向かった。
大きな雲が太陽をふさいだり
太陽が負けないように姿を見せたり
その時々で
景色はまるで違って見える。
先週は
あの大きな珊瑚礁の岩が
干潮で姿を現していたが
今日は
海の中。。。
『ねぇ、こんなに泳げるんだよ』
子供の姿と同時に
私の目の中に入る
美しい海の色
それはそれは透明で
水中眼鏡がなくても
海の中の貝がらを探すことが出来る。
太陽が雲の合間から
姿を現すと
目も開けていられないほど
まぶしく
そして、、暑くなる。
『いたよ!白い魚!いっぱいいたよ!』
膝下だけを濡らしていた私は
その柔らかな海の感触に
引き込まれていた。
『待っていて、携帯を置いてくるから』
私は
今年初めて
頭の先から
足の先まで
美しい海の中へ
潜らせた。
太陽は
まだ高い場所にある。
子供たちと
浅瀬を泳ぎながら
お気に入りの貝や珊瑚を探す。
夢中だった。
本を読んでいたマイハズバンドが
呼びにくる。
『そろそろ帰ろうか』
『今さっき来たところなのに!』
海の中でその会話を聞いて笑った。
だって、だれよりも
帰りたくないのは
こどもより
私だった。
柔らかな海に
さよならをした。
濡れた髪も
砂のついた足も
冷たいシャワーをあびて
暖かな海に
さよならした。
さぁ、喜界島へいらっしゃい。
ここは隆起珊瑚礁の島。
真っ白な珊瑚礁の楽園。
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by twelveseventeen
| 2011-06-29 11:25
| 海