紫のヴェルヴェット
最近、またi podを聞き出した。
仕事中は、ずっと音楽を聞いていられるが
やはり、直接ダイレクトに
好きな音楽が耳に入ることが大好きだ。
子供の頃はヘッドフォンをし、
ボリュームをマックスにし
大声で歌うのが好きだった。
買い物から帰った母に気付かず
歌うこともあったが、
母も動じなかった。
子供が四人いると
自分の子供の頃と
すべてにおいて環境が変わってしまったと
おもう。。
前に花森安治さんのお話を書いたが
人のやらないことをやるのを
私も子供たちにすすめたい。
ちなみに成人式の日、
振袖を着なかった。
着物が好きな私でも着なかったのは
同じ中にいるのが嫌だから。。。
真っ赤な皮のタイトなワンピースに
ピンヒール、、、そして、
ラビットの毛皮で出かけた。
私にしては珍しい女らしい格好だ。しかし、
母は、その翌月亡くなり、
振袖姿を見せてあげることは出来なかったが
私らしい一番の姿を見せれたんじゃないかと
思っている。
子供たちが成人式の時、
どんな格好を望むのか
楽しみだ。
そうそう、その私の成人式のとき、
夜に中学時代の同窓会があった。
オーバーオールの子、
ボディコンの子、
スーツ姿の子、
ヤンキーのままの子、
着物の子、
様々な格好をしていた。
でも、だからといって
みんな友達だ。
みんな違うことを
恐れることなどなかった。
最近、子供服の製図のついた本が
沢山出ているが
確かに可愛い、、、
でも、何か違うな〜〜
そう、大人の小さい版なんですね、、、
子供服の良さは
子供らしさが出ているところ、、、
子供しか着ることが出来ない可愛らしさが
なければいけない。
今の子供服は
そのまま大きくすれば、
大人も着ることが出来る。
それは、つまらない。
子供たちには
どんどん、いろんなファッションに
トライしてもらいたい。
フリルがいっぱい付いていようが
古着で穴があいていようが
四人四様の
最高の出で立ちで
年老いた私の元へ
遊びにきてほしい。
服に負けるな。
服を着ろ!
服は自分で選べ。
服は、自分自身だよ。。。
たとえ、それが着古したものでも
私にはわかるんだよ。
おまえたちが正しいことを。
自由なはずの音楽もファッションも
今、
どこか間違っている気がする。
すべて流されているのかもしれない。
さぁ、沢山の洋服を着なさい。
子供たちよ。
きっと、見えてくる。
本当の自分。
どんどんファッションを楽しみなさい。
自由なんだよ。
同じ格好だけはするな。
さぁ、私もまた
先へ進むよ。
追いつかれる前に。
君たち四人には負けないよ。
そうそう、もし、
私が天国に行くときは
どうぞ、真っ赤なバラで埋め尽くしておくれ。
そして、紫のヴェルヴェットのドレスを着せておくれ。
靴はもちろん、ゴールドのヒールだよ。
白い珊瑚のネックレスもしたいね。
そして、
BGMはPRINCEオンリーだよ。
そして、母と同じように
四人の子のへその緒を入れておくれ。
それを入れるのはビーズのバッグがいいね。
色はまかすよ。
もう分かるはず?
これが私のファッション論。
いや、私の子育て論。
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by twelveseventeen
| 2009-06-20 15:36
| 私生活