台風18号の残したもの
昨夜、眠ることが出来なかった私は
やっとクーラーのついた店で
一時間半ほど熟睡する
またまた、退屈になってきた次男が
『おかあちゃん、いこうよ〜』
と起こす。
不思議なくらい熟睡できた。
いつものように店の中の
電源を落とし
店を出る。
すっかり日差しも暑くなっているので
海も落ち着いただろうと
やはり、スギラビーチを回って
帰ることにする。
来て、ビックリした。
すっかり陽が差して
夕日がキレイなのに
まだ、あの波は
治まるどころか
勢いを増していた。
もう、私のブログで
スギラビーチを御存知の方なら
お分かりでしょうか、、、
いつもなら決して泳いで行けない
奥地にある大きな珊瑚のあの入り江が
海に飲まれて
全く姿を見せないのです
それどころか
私の目線より
遥かに高くなっている海の高さに
恐怖を覚える
もう、台風は
過ぎ去ったから
もう、海は
落ちつていると
単純に信じていた。。。
真っ白な珊瑚が落ちているビーチが
ありません。
波がそこまでやってきて
お弁当を置いたりしている
いつものベンチにまで
水しぶきがかかりそうです。
荒れ狂う波
その波はそこまで来ている
高波で出来た
薄汚れた色の泡が
スギラビーチを埋め尽くす
その泡がより一層
不気味さと
怖さを膨らませていた。
先週、泳いだのが嘘のようだ、、、
ビーチを失ったスギラビーチ
あの左手にいけば
ヤドカリがいる場所なのに
降りることなんて
不可能だ。
小さな子供なら
吹き飛ばされそうだ
子供の汗をかいた髪を
風が強風で乾かしてくれる
海の水の量が明らかに違う
遠くの水平線から
大きな波が肉眼で見える
その遠くの高波は
真っ白な姿をし
その白いイメージとは
全く違う
猛威を振るっていた
波が怖いので
車から
スギラビーチを見守る
大好きなスギラビーチは
姿を変え
次男は怖くなったのか
『はやく、かえろうよ〜』
いつも以上に
美しい発色の夕日
しかし、
大きな白波は
止まることを知らない
空を見上げた
太陽と雲
空と海
波と風
あなたが今、
この写真を見て
想像をしているよりはるかに
私の全身を風が覆っている
島全体を覆っている
一人、勇気を出して
その大きな風を
受けに行く
私なんて
あなたのような波に比べたら
あなたのような風に比べたら
ちっぽけなもの
そうなんですね
そのちっぽけな私の
悩みなんて
あなた方には
微塵にも感じないことなんですね
明日も前を向いて
一つずつがんばるんだと
背中ではなく
体を胸の方から
押される
その波と風に。。。
また、がんばります!
海や風に向かって
心で叫んだ。。。
次男の言うように
家路に急ぐ。
もう五時を過ぎていたので
夕飯の支度に取りかかろうと
家の電気をつける。。。。
あれ???
『もしかして!!!!!」
そう、また停電なのだ。
薄暗くなって行く家の中で
夕飯の支度を済ませてしまう
炊飯ジャーでは、お米を炊けず
ルクルーゼで、お米を炊きながら
マイハズバンドの持たせてくれた
自家製ハンバーグを焼く。
最後の二枚は
わざわざ、フライパンごと
外へ持って行って見ないと
焼けているか分からないくらい
家の中も日が暮れていた。
ろうそくの中の
明かりを頼りに
夕食を頂く、、、
こどもたちは
その神秘的なろうそくな明かりに
釘付けだ。
そして、
おきまりの歌が聞こえる
『ハッピーバースディトゥユ〜』
いつ、電気はつくのだろう
そんな思いで食事をし始めた
そのとき!
電気がついた!
もう、嬉しくて仕方なかった
ちびっ子二人が
部屋中のろうそくを
おきまりの歌を歌っては
一本ずつ消して行った。
台風18号が
私に残したものは
簡単に言葉では現せない
ただ、
あたりまえのことを
あたりまえのように
暮らしていてはいけないと
思ったし、
なんだか
私の中の
悪い部分を持って行って
もらえた気がした
台風18号は
私に明かりを残してくれた
家族のために
毎日使う大切な明かりと
私の夢を叶える明かり
それは決して
肉眼では見えない
でも
しっかりと
残してくれたんだ。。。。
そう、この喜界島で暮らす私に、、、
すべての力をこの風に乗せて
クリックお願いします。
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一時間半ほど熟睡する
またまた、退屈になってきた次男が
『おかあちゃん、いこうよ〜』
と起こす。
不思議なくらい熟睡できた。
いつものように店の中の
電源を落とし
店を出る。
すっかり日差しも暑くなっているので
海も落ち着いただろうと
やはり、スギラビーチを回って
帰ることにする。
来て、ビックリした。
すっかり陽が差して
夕日がキレイなのに
まだ、あの波は
治まるどころか
勢いを増していた。
もう、私のブログで
スギラビーチを御存知の方なら
お分かりでしょうか、、、
いつもなら決して泳いで行けない
奥地にある大きな珊瑚のあの入り江が
海に飲まれて
全く姿を見せないのです
それどころか
私の目線より
遥かに高くなっている海の高さに
恐怖を覚える
もう、台風は
過ぎ去ったから
もう、海は
落ちつていると
単純に信じていた。。。
真っ白な珊瑚が落ちているビーチが
ありません。
波がそこまでやってきて
お弁当を置いたりしている
いつものベンチにまで
水しぶきがかかりそうです。
荒れ狂う波
その波はそこまで来ている
高波で出来た
薄汚れた色の泡が
スギラビーチを埋め尽くす
その泡がより一層
不気味さと
怖さを膨らませていた。
先週、泳いだのが嘘のようだ、、、
ビーチを失ったスギラビーチ
あの左手にいけば
ヤドカリがいる場所なのに
降りることなんて
不可能だ。
小さな子供なら
吹き飛ばされそうだ
子供の汗をかいた髪を
風が強風で乾かしてくれる
海の水の量が明らかに違う
遠くの水平線から
大きな波が肉眼で見える
その遠くの高波は
真っ白な姿をし
その白いイメージとは
全く違う
猛威を振るっていた
波が怖いので
車から
スギラビーチを見守る
大好きなスギラビーチは
姿を変え
次男は怖くなったのか
『はやく、かえろうよ〜』
いつも以上に
美しい発色の夕日
しかし、
大きな白波は
止まることを知らない
空を見上げた
太陽と雲
空と海
波と風
あなたが今、
この写真を見て
想像をしているよりはるかに
私の全身を風が覆っている
島全体を覆っている
一人、勇気を出して
その大きな風を
受けに行く
私なんて
あなたのような波に比べたら
あなたのような風に比べたら
ちっぽけなもの
そうなんですね
そのちっぽけな私の
悩みなんて
あなた方には
微塵にも感じないことなんですね
明日も前を向いて
一つずつがんばるんだと
背中ではなく
体を胸の方から
押される
その波と風に。。。
また、がんばります!
海や風に向かって
心で叫んだ。。。
次男の言うように
家路に急ぐ。
もう五時を過ぎていたので
夕飯の支度に取りかかろうと
家の電気をつける。。。。
あれ???
『もしかして!!!!!」
そう、また停電なのだ。
薄暗くなって行く家の中で
夕飯の支度を済ませてしまう
炊飯ジャーでは、お米を炊けず
ルクルーゼで、お米を炊きながら
マイハズバンドの持たせてくれた
自家製ハンバーグを焼く。
最後の二枚は
わざわざ、フライパンごと
外へ持って行って見ないと
焼けているか分からないくらい
家の中も日が暮れていた。
ろうそくの中の
明かりを頼りに
夕食を頂く、、、
こどもたちは
その神秘的なろうそくな明かりに
釘付けだ。
そして、
おきまりの歌が聞こえる
『ハッピーバースディトゥユ〜』
いつ、電気はつくのだろう
そんな思いで食事をし始めた
そのとき!
電気がついた!
もう、嬉しくて仕方なかった
ちびっ子二人が
部屋中のろうそくを
おきまりの歌を歌っては
一本ずつ消して行った。
台風18号が
私に残したものは
簡単に言葉では現せない
ただ、
あたりまえのことを
あたりまえのように
暮らしていてはいけないと
思ったし、
なんだか
私の中の
悪い部分を持って行って
もらえた気がした
台風18号は
私に明かりを残してくれた
家族のために
毎日使う大切な明かりと
私の夢を叶える明かり
それは決して
肉眼では見えない
でも
しっかりと
残してくれたんだ。。。。
そう、この喜界島で暮らす私に、、、
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by twelveseventeen
| 2009-10-08 00:54