お家にお迎えし
また
お送りする島のお盆も
にぎやかな盆踊りで
幕を閉じた。
自宅から
こうして提灯をとじて
家を出る。
もちろん、明かりは灯さない。
お墓に向かう迎え盆の日。。。
ちびっこは
子供用の提灯を新調してもらい
お墓までを歩きます。
お墓までの道も
子ヤギがいて
にぎやかです。
お墓に到着し
お線香を灯す。
マイハズバンドのお父様や
お祖母さまをはじめ
ご先祖さまが眠るお墓に
到着すると
お線香をあげる。
ちなみにブロック塀で仕切られた
お墓には10基くらいの同じ姓や
違う姓の方々のお墓があるが
どこにも同じように
お線香を上げて拝みます。
お線香の香りがしているうちは
みんなでお話をしながら
お墓の前で色んな話をします。
お線香が消える頃
提灯の明かりを灯し
お家にご先祖さまを迎えます。
ヤギのところへ行っては
寄り道をする子供たちの後ろを
ご先祖さまは
笑いながら歩いておられることでしょう。
子供たちと一緒に
ジャンプされているかもしれませんね。
家に到着すると
大慌てです。
マイハズバンドのお母さんと
帰って来られたご先祖さまの
お料理をお膳に盛りつけます。
その間にお母さんが
ご先祖さまのお茶やお菓子の用意をして
お盆用の祭壇の前に
お膳を二つ並べます。
ここではじめて
帰ってこられたご先祖さまに
お線香をあげて手を合わせます。
しばらくすると
ご先祖さまにあげておいたお膳を下げて
おさがりを私たちが頂きます。
無事にご先祖さまをお迎えし
私たちは自宅に帰ります。
そして、昨日、
送り盆。。。
アッという間の三日間。
夕方、みんなで志戸桶に向かいます。
6時を回った頃でしょうか?
お家でくつろがれたご先祖さまを
お墓にお送りします。
今度は逆で
先にご先祖さまにあげたお膳の
おさがりを頂いてから
家から明かりを灯した提灯を
道しるべに、、、
お墓に向かいます。
そして、お墓でお線香を灯し
みんなでお話しします。
沢山の方々が
提灯の明かりを灯し
お墓に家族連れで
歩いて来られます。
そして、
明かりを消した提灯は
たたまれて
毎年、恒例になった
四人の子供たちの競争が始まります。
きっと、ご先祖さまは
お墓の場所から
笑っておられることでしょう。
私は
京都生まれ。
夏のお盆は
島とは違い
精進料理をお供えします。
おさがりもいただきません。
初めて島のお膳をみたときは驚きました。
お魚や卵があります。
昨日、たまたまお墓でお話しした
島の方と
京都のお盆との違いを
たずねられました。
そんなお魚などのお話をして
最後にこう言いました。
『京都にいるときは
ご先祖さまって、遠いお空の上に
おられるような気がしていましたが
島に来て感じたのは
ご先祖さまは
いつも近くにおられるような気がするんです』
と。。。
楽しみにしていた
志戸桶の盆踊りはなかったのですが
こうして
わたしたちのお盆は
過ぎていきました。
ここは喜界島
ご先祖さまは
この三日間
わたしたちの最も
近い場所で
見守ってくださっていたのでしょう。
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